沖縄日本復帰50年がたちました。

沖縄県は1972年の日本復帰から昨日で50年が経ちました。現在放送中のNHK朝ドラ『ちむどんどん』ではちょうど沖縄日本復帰の時期のヒロインが成長していく様子を見ることができます。沖縄の真っ青な海と空、自然がいっぱいのなかでゆったりとした沖縄弁を聞いているととても癒されます。

ただ、ドラマの中でも戦後の沖縄県がいかに大変だったかが描かれていて色々なことを考えさせられます。

太平洋戦争末期、激しい地上戦が沖縄では行われ本土へのアメリカ軍上陸を遅らせる時間稼ぎの作戦のために県民の4人に1人が亡くなったと推計されています。決死の覚悟で米軍と壮絶に戦った沖縄県民の方々の思い、そして戦争でわが子を亡くしたり、父母兄弟を亡くし、筆舌に尽くしがたい深い悲しみを持って二度と戦争はあってはならないとする切実な思いをしっかり受けとめていくべきだと思いました。

私は沖縄料理も大好きで、東京にいた頃友人たちとよく行っていた沖縄料理屋さんがありました。ある日そこで県人会のようなもので貸切状態になっており、帰ろうとしたところ『一緒にどうぞ』と言われ遠慮なく(笑)友人たちと泡盛や沖縄料理を食べて楽しみ、かなりの時間が経過したときに、みなさんに『ところであなたは沖縄のどの辺の出身なの?』と聞かれ、???となりよーく話を聞くと私の顔や雰囲気がどうみても沖縄の人だから知らないひとだけど、『うちなんちゅうだからね』って思って誘ったのよとのこと。みんなで大爆笑した思い出があります。あのときの温かい感じと、楽しい時間は今でもよく思い出します。

その思い出をまたいつかどこかで経験できるように、私は沖縄県民ではないですが、同じ日本国民として沖縄日本復帰の5月15日、沖縄終戦記念日の6月23日は忘れてはいけない、なにか特別なことはできなくても、沖縄に思いを馳せるようにしていかなくてはいけないなと思いました。

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